いちごさんごしのとかちさん。
尻尾と足がブレてるってことは、はしゃいでるなお主。
(※過去の写真が消えたので1枚1枚探し出して再掲する作業を続けています。
犬がお腹の上で寝る、という世間の常識
よくうちの愛犬はわたしのお腹の上にのっかり、そのまま寝てしまいます。ときに、おもちゃ遊び、寝返り、白目、放屁・・・もうやりたい放題です。
「こいつまたボス気分かよ」
相方>とかち>わたし
ヒエラルキー理論(階層制度)にもとづくとこうなります。事実そうおもってました。 多くの書籍や雑誌などでも、しつけを失敗した典型的な例として取り上げられています。犬は群れの生き物。人間の家族も群れの仲間なのでお腹の上にのる行為などとんでもないこと。だからいつも癒されつつもしつけ失敗してんなあ、甘やかせちゃったなあと罪悪感がどこかにありました。その罪悪感はどこからくるのか。
犬にとって人間はボスではない
「しつけ」とは、舐められないように犬の上に立つこと(キリッ)。
これが罪悪感の素です。
「オスワリ!」「マテ!」も
内心お前は下なんだからいうことを聞きやがれ!みたいな調子。
でもムツゴロウさんとこは違う考え方らしいのです。
犬は利口なので人と犬を区別している。
そもそも人間を群れの仲間とは考えていないので上も下もない。
だから人間のほうが偉いと教える「しつけ」はまちがっている、と。
では、どうすればいいのか?
素晴らしい家畜である犬たちは絶えず人を見つめ、好きな人の横に存在し何らかの役に立つことを自ら求めている。
私たちがボスになるためではなく褒めるチャンスを作ることこそ意義がある。
人間は特別な存在
出典:ムツゴロウ王国の石川さん
ムツゴロウ動物王国・犬がよろこぶしつけの学校 Gakken Mook
犬にとって飼い主は特別な存在。ヒエラルキーでは考えていないと。本にも書いてありましたがもしヒエラルキー理論で行動しているなら体が弱って動けなくなった人間を追い出なければなりません。群れのやっかいものになったのですから・・・。
飼い主ルーキーにはビシビシ響く言葉ばかりです。間違ってた、とまでは言わないけどいろいろ考えさせられました。いややっぱり間違ってたかも。
上下関係をおしえるためではなく
自分たちの生活に合わせてもらうための、しつけ。
お腹の上のことは書いてありませんでしたが、お腹の上で寝たからといってボス気分ではないということ。
人間の暮らしのリズムになんの支障もないのでこれからもお腹の上にのせてやります。
トイプードルに限らず犬のしつけもバリエーション豊富。犬の数だけしつけがある。
と、王国のムツゴロウさんもいっているのです。
さあ、とかちさん
心置きなく、のっかってこい!
おい、しもべ
だまされてやんの、デヘヘ
えッ?