いぬのからだ 犬の薬事典

【知っておきたい】副作用は?フィラリアの薬「ミルベマイシンチュアブル」を勉強してみた【犬のクスリ】

投稿日:2015/05/19 更新日:

先日の狂犬病注射&フィラリアの薬、そして血液検査でお会計1万7千円也にギョッ!となった自分を反省し、

犬の薬やペット保険をどうするかを含め再勉強してみよう、と取り組んでいます。

毒性が強くて注意ですよ、なんて話も出てきてちょっとこわくなってきました。

 


 

明細書を見て

ん?となった項目

ミルベマイシンチュアブル1.25

 

sinryoミルベマイシン?

数量「7」と書いてありますから5月から11月までの分ですね。

フロントラインのことかな?調べてみました。

手がかりは2年前の過去記事

2013年5月22日、狂犬病の予防注射をしました、という記事を書いていました。そこには聞き覚えのあるクスリが書いてあります。

⚪狂犬病の予防注射にかかった費用
2500円
⚪フロントラインプラスdog(ノミをふせぐやつ)
1230×2=2460円
⚪イベルメック(蚊からフィラリア予防)
1050×2=2108円
計7060円也。

犬の登録にも行ってきた
⚪区の犬鑑札
3000円
⚪犬注射済証
550円
計3350円也。

狂犬病の予防注射は2500円だったのものが3550円になっています。2年前とは別の病院。なので上昇分は加齢によるものなのか、大きさなのか(当時の2倍)、動物病院の裁量なのかはわかりません。あとはフロントラインですよ。頭のちょっと後ろにチュ~っと入れる液体。

「失敗したかな?」

毛をかき分けて入れてはみたけれどホントに効いたのか手ごたえがない、というアレです。1回1230円也。
今回フロントラインが明細書になかった…相方に聞くとネットのセールのときなどに購入しているそうです。(勉強不足!)

うちが使っているのはコレです。今はネットで購入しています。

huronntorainn
犬用 フロントラインプラスドッグ XS (5kg未満) 6ピペット (動物用医薬品)

動物病院ではなくても、ネットだと1回あたり800円ちょいで購入できる、ということになります。フロントラインはノミはマダニを駆除する役割をするクスリ。ミルベマイシンってフロントラインのこと?アホなことを聞いて鼻で笑われてしまいました。ネットで購入していることも知らず・・・(反省)。

ミルベマイシンが入った封筒を見ると「フジタ」と書かれていました。

mirubemaisin
ミルベマイシン錠、犬用チュアブル・・・

ミルベマイシンチュアブルの正体

フジタのホームページにミルベマイシンについての説明がありました。しかし、チュアブルの説明がないので日本薬学会の解説を引用します。

咀嚼錠, chewable tablet
咀嚼錠。錠剤をかみ砕いたり,唾液で溶かしたりして服用する錠剤。吸収は通常の錠剤と同様,消化管である。一般に大型で,そのままでは飲み込みにくい。口腔内崩壊錠と同様,水なしで飲めるが,口腔内崩壊錠が唾液で自然に崩壊するのに対し,噛み砕かなければ錠剤の形状を口腔内で維持する。

 要はエサと混ぜて食べられる味と形状、ということになりますか。それがウリのようです。

mirubemaisin2

薬の説明を読んで、知らなかったのは投与期間。こう書いてあります。

投与期間は、蚊の発生から発生終息1か月後までの間とする。

無知でごめんなさい。だから5月から11月までの7回分だったんですね。でも、アレ?フィラリアのクスリじゃなかったっけ?効能・効果にはこう記されています。

犬糸状虫症の予防、犬回虫及び犬鉤虫の駆除、犬鞭虫の駆除

なんじゃらほいっ。どうやら犬糸状虫症の犬糸状虫がフィラリアのこと。蚊を媒介して犬に寄生する寄生虫、ということになります。調べていてドキッとしたのYAHOO知恵袋の内容

mirube3

6年前の情報なので改善されているのか。別の会社なので大丈夫なのか分かりません。動物病院の先生に聞かなきゃダメですね。ちゃんと教えてくれないなら病院を替えればいいだけです。へぇ~と思ったのはフィラリアを未然に防ぐものではなく、侵入したあとに駆除する薬だということ。だから11月まで服用するんですね。

なぜ事前に血液検査をするのか?

そういえばフィラリアの薬をもらうためには必ず血液検査を受けなければなりません。薬貰えば済む話では?とおもうのですがこう書いてありました。

本剤の投与前に必ず血液検査を行い、ミクロフィラリアがいないことを確認したあと、投与を行うこと。

本剤の投与前には犬糸状虫感染の有無を集中法、抗原検査法等により検査し、犬糸状虫感染犬に投与する場合は、成虫及びミクロフィラリアを駆除するなどの適切な処理を行い、慎重に投与すること。

別の処置が必要になってくる、ということですね。あと気になったのはコリー犬やその系統の犬種は安全域が狭いので用法、用量を厳守とありました。安全域って・・・。

薬ってホントに不安がつきません。意思で与えていない人もいるんですよね。

考え続けたい、そうおもっています。

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