「カワイイだけで飼っちゃ駄目だよ」
お、おう。
カワイイだけで飼い始めたくせに
飼う責任とか重たい何かを背負った気でいた自分。
問いかけの続き。
「これは、とんでない間違いです」
マジか!?かわいいだけで飼ってよかったのか!
ムツゴロウワールドにいきなり引き込まれる。
「カワイイ」と感じられなかったら絶対に飼っちゃいけません。
「思い切りかわいがること、愛するという心を持つこと。
それが飼うときの一番の基本です。」
ですって!
目の前にいる犬が可愛く思えなくなったら
飼い主側の体や心に何か大きな問題がある、とまでいうムツゴロウさん
去年発売されたムツゴロウさんの本、
「犬と猫の気持ちがわかる本」。
表紙には吹き出しのようなサブタイトルがついていて
「ムツゴロウ先生の」「ペットとあなたをつなぐ42の方法」とある。
去年はもちろん見向きもしなかった本だが
ホントに犬の気持ちがわかるのか、買ってみた。
動物と会話できる!?ムツゴロウさんの考え方も知りたかった。
散歩してて出会うトイプードルの飼い主と会話していて
ちょっと大きめだと必ず言うセリフがあった。
「トイプードルで買ったんだけどこんなに大きくなっちゃって」
この「大きくなっちゃって」という言葉にずっと違和感があった。
小さい=かわいい。がまかり通っていて
イメージよりも大きくなって可愛くないとでも思ってるんじゃないかと。
かわいいだけで買いやがって、と。(それ自分もですやん)
でも、この本を読んでそれでいいんだと思い直した。間違っていた。そういう人たちの眼差しから愛情は伝わってくるから。
まだ、目次にもたどり着いていないのにすごいなムツゴロウ先生(笑)
小さくても大きくてもイケメンでもブチャイクでも
何より「かわいい」と思うこと。
すべてはそこから始まるのだ。