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29匹の犬はどうなるの?業務停止命令…劣悪なペットショップのウラ側

投稿日:2015/04/24 更新日:

そして、塩村議員は今回の業務停止命令を受けたコメントをフェイスブックに載せています。
内容をみると、店のオーナーだけが悪いとは言い切れない、もう一つの実態が見えてきました。

【パピオンの件を今後の法改正に向けて】
【良識ある皆様の応援をお願いします】

昭島のパピオンが東京で初めて営業停止になりました。
現地査察を行ったのが2014年の5月。看過できない状態であることを都に伝えたのも5月。都の返答が酷くこれは議会の俎上に乗せなくては何ら改善が望めないと思い、一般質問したのが6月(セクハラやじにかき消されてしまいました)。

http://www.gikai.metro.tokyo.jp/…/proceedin…/2014-2/03.html…

その後は書けないことだらけです。
行政も、一部の動物愛護団体や愛護家もひどすぎて(苦笑)。
表に出ると大きな問題になるかと思える事も数回ありました。

そんな中、それでも交渉を何度も何度も都とは続けてまいりました。動物福祉のことを考えると、このケースが日本の動物福祉の一つの指標になってしまう可能性があるからです。

私が動物110番の代表のkono氏とは議員になる前からの愛護仲間であったことから、その掲示板でパピオンのことを知り、昨年5月に現地視察に伺いました。ですので、大きなきっかけは動物110番ということになります。その過程でブログの方など本当に多くの方々より情報が届くようになりました。近隣住民のかたよりもご意見頂戴しています。

今回いくつかの違和感が。

①報道に出ている情報もその1つ(報道してくださいましてありがとうございます。ストレートニュースだと都の発表をそのまま出すのは当然ですので私はあの報道で各社の報じ方は正しいと思います)。本当に店主だけが悪いのでしょうか。
私もご主人と話しております。確かにあの状態は違反であり、処分が下るのは当然です。しかし、あれだけの状態になるまでにどれだけの期間がかかっているのでしょうか。

②動物愛護法の抜け
これまで改正動物愛護法の抜けを指摘をするたびに「そんなことはない」というメッセージを愛護家から頂いていました。
しかし、今回も分かったように、「抜け」だらけなんですよ。基準があいまいであること。数値基準が全くないと、こんなにひどい状況であっても手出しができない口実を与えてしまって、議員が粘りに粘らないとここまで持ってこれないことになってしまいます。

③上記に関連して第1種取扱業ですら、ここまでひどくならないと動かない。
そして、第2種に関しては届け出るだけ。いくらおかしいと思っても何もできない。ただし、第2種の届出というシステムを作ってくれた前回の法改正を生かすことはできます。その中身をしっかりと次に作っていけばいいんです。

④とんでもない愛護団体や愛護家
先日の記事にも書いたとおり、善意の協力者に全ての動物を【詐欺】を働かせて引き上げようとしたり(それは窃盗にもなります)、それ以前にも勝手に動物を置き手紙だけして持ち去ったり(窃盗でしょう。ご主人も怒っていました)、そして、レスキューしたと言って最終的には募金を募っています。
その団体は一歩間違えば私が危なくなる嫌がらせをしておりました。
みなさん、法を冒そうとしたりするような団体にはお気を付けください。

今回の件を今後の法改正と、行政の意識改革に生かさなくてはいけないと思います。どうか、良識あるみなさま、応援をお願いします。

去年5月にペットショップを訪れて以来、都に再三申し入れていたのでしょう。2月にはこうも綴っています。

過去最悪のペットショップであり、見逃す訳にはいかないと常々、都に言っております。
これまで、都の担当を数十回呼び出して厳しく伝えていますが、反応は芳しくなく、ここまでようやくこぎつけることができました。都の対応は大問題です。ここに書けないことが山のようにあります。

書けないことが山のようにある・・・気になります。それは議員としていずれ言うべきだとおもいますが・・・
内容を読み解くと、見えてきたのは法律の不備や腰が引けまくった都の対応、そして行き過ぎた動物愛護の現状。

それが問題を複雑にして長引かせてしまったということなのでしょうか。
写真をみるだけで憤りをおぼえますが、動物を勝手に持ち出すのは違う気がします。それは議員のいうとおり窃盗です。

その上でいまなにができるのか・・・
ひとつは、やはり声をあげることだとおもいます。
もし同じような現場を知っていたら議員も書いている「動物110番」に連絡するのも改善の一歩につながるはずです。

あと、もうひとつ。とても気になることがあります。

業務停止命令で動物たちはどうなるの?

店が業務停止になっても動物たちは生き続けなくてはなりません。すると、あの劣悪な環境のままで飼育されるのでしょうか。そうならば、動物にとってあまり意味のないことです。おそらく環境を改善しながら飼育を続けるのでしょう。しかし、「自分なりに一生懸命やっている」という店主の言葉をおもいだすとまた気分が沈みます。今回の件をきっかけに動物たちによってよりよい環境に改善してくれることを願うばかりです。

ペットたちが少しでも幸せな時間を過ごすため
この問題を含めて、今後も声をあげていきたいとおもいます。

 

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