緑茶 食べ物

【16歳の柴犬】長寿の養生フードは「緑茶の粉末」。カフェインは大丈夫なの?

投稿日:2015/06/26 更新日:

16歳の柴犬に会いました。長生きしているワンコにあうと反射的にある質問をしてしまいます。
「なに食べさせてるんですか?」
すると驚きの答えがかえってきました。
「うちは緑茶の粉末をあげてるよ」
家族が飲んだ緑茶を粉末にしてドッグフードにまぶして与えているそうです。調べなくても緑茶にはカフェインが入っているのでNG食品、そう思ってました。カフェインは大丈夫なの? あげるとしたらどれくらいが適量なの? 調べてみました。

緑茶は毒!じゃないの?

そもそもお茶を犬に与えて大丈夫なの? やはり最大のネックはカフェインです。

・紅茶
・緑茶
・抹茶
・烏龍茶
これらはどれも、カフェインが多く含まれていますので、興奮状態や痙攣などを引き起こす恐れがあります。お茶のカフェインはタンニンと結びつく事で、カフェイン特有の働きを抑えてくれるとされていますが、犬に与えることはあまりおすすめできません。

出典:オールアバウト
やはりNGですね。犬にとって緑茶を飲ませることは毒。カフェインが入っていない麦茶などは大丈夫とのこと。では、柴犬のように「飲ませる」のではなく「食べさせる」のはどうなんでしょう。

カフェインは水溶性

柴犬クンが食べていたのは人間が緑茶を飲んだあとの、出がらしです。実はカフェインは水溶性。カフェインは微量になっている可能性はありますよね。もともと茶っ葉はビタミン類やミネラル、カテキンなど栄養が豊富。カラダにはいいんですよね。

人間にとって緑茶は長寿のクスリ

先日こんな記事が掲載されました。

コーヒーや緑茶を日常的によく飲んでいる人は、そうでない人に比べて病気などで死亡するリスクが低いとする調査結果を、国立がん研究センターなどの研究チームがまとめた。コーヒーに含まれるポリフェノール、緑茶に含まれるカテキンが血圧を下げ、両方に含まれるカフェインが血管や呼吸器の働きをよくしている可能性があるという。

カフェインを含んだ飲み物が人間に長寿効果があるという研究結果です。人間にとっては長寿のクスリになりうるのに、犬には毒。と決めつけてもいいのでしょうか。人間だって摂りすぎたらなんでも毒になりますからね。

犬と緑茶

ここからは推測。柴犬クンの長生きと緑茶の関係です。

  • 出がらしなのでカフェインが微量になっている
  • バランスよく栄養を摂取できている
  • 免疫力もアップしている

はじめからダメと決めつけるのはやめよう、改めておもいました。すべては長生きして元気でいてほしい、その一点です。いずれにせよ、すべては飼い主の自己責任。もっと勉強して緑茶を含めたフードと向き合っていきたいですね。

 

 

 

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