とかちさん、おはよう。
いつだって犠牲になるのは弱いものたちなのか。
CNNより。
殺処分されたのは、隔離された看護助手テレサ・ロメロ・ラモスさんの飼い犬「エクスカリバー」。保健当局によると、エボラに感染した疑いがあると判断し、鎮静剤を投与して安楽死させた。死骸は定められた手順に従って火葬される。エクスカリバーを巡ってはインターネットなどで助命嘆願運動が行われ、署名運動サイトには約40万人の署名が寄せられた。嘆願書では「患者の夫と同じように、犬を隔離するのはずっと容易なはず」。と訴え、ロメロさん夫妻に家族の一員を亡くすことを強要しないでほしいと呼びかけていた。
40万人もの署名むなしく、家族の一員だったワンコが殺処分された。
エボラ出血熱にかかり、隔離された飼い主が飼っていたエクスカリバーくん。
ただそばにいたいだけなのに、寄り添うことすらできなかった現実・・・。
今のところ犬がエボラ出血熱の感染源になる確証はない。
少なくとも、感染していたとしても「発症しなければ」誰かにはうつらない。
それでも殺処分されてしまったのだ。
人間同様、隔離すればいいだけの話ではなかったのか。
人間の場合、感染すると長くても21日以内には必ず発症する。
ワンコの場合はどうなのか、その過程を隔離して見守ってあげたかった。
そもそも発症するのか、しないのか。
次の治療や対応にもつながったろうに。完治の可能性もあったはず。
これでは、今後も感染=殺処分が繰り返されてしまう。
弱いものはいつだって真っ先に犠牲者となる。
仕方ないでは済まさず、眼差しを向けていきたい。
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