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とかちさん、おはよう。
きょうは手紙を書いてみよう。
テーマは「おかえり」。
いつも「おかえり」の挨拶をありがとう。
家に帰ると扉の外なのにワン!とほえる。
たぶんご近所迷惑、でもおいらは…
とかちさんの耳はスゲーっ、て思う。
んで…
玄関に入ると待ちかまえていたとかちさんと目が合う。
間髪入れずフローリングの廊下をカタカタの音を立てながら駆け寄ってくる。
「とかち〜」と声をかけると立ち上がって抱きついてくる。
外で蓄積した緊張の塊がほぐされていく。
カワイイ!といつも思う。
身をかがめてナデナデすると尻尾のフリフリがはやくなる。
ナデナデしながら居間になだれ込む。
するとただちにママ譲りのローリング腹ばいに。
もっと撫でろと催促してくる。
まんま、ママのリボンさんと一緒すきて
ういやつ…すぎるぜ、とかちさん♩
しかも撫でられているときは満ち足りたように目を閉じている。
可愛すぎるーっ、と思う。
でも、すぐにバトルスタート。
原因は、ポケットにあるタオルハンカチ。
何がいいのか、汗を拭ったハンカチを目がけて飛びついてくる。
ボロボロにされるから渡したくない。
くれ、やらない、の駆け引きが続く。
でもあまりにも必死なのでつい根負けして渡してしまう。
口にくわえて弄ぶ表情はとても満足げ。
それを見ていると…
ハンカチの一つや二ついいか、と思う。
その隙に着替え。
するといつのまにか覗きに来てじっとこちらを見ている。
ハンカチはもう飽きたの?
しばし見つめ合う。
話せたらいいのに、いつも思う。
着替えを済ませたらまた遊ぶ。
いや、遊んでくれる、が正しいか。
無邪気なボクと遊んでよ!攻撃に
仕事のプレッシャーに押し潰されそうだった自分、
悩みを抱えたまま、それを持ち帰る自分がアホらしくなってくる。
こわばった顔の筋肉もほぐれてくる。
これがとかちさんと自分の「おかえり」「ただいま」の日常。
とかちさん
こんな、なんでもないことが
本当に楽しいことをわかってほしい。
相手をしてくれてありがとう、といつも思っているよ
これからもよろしくおねがいします。
とかちさんをずっと大好きな飼い主2号より
という
こっぱずかしい
手紙を書こうと思うきっかけになった絵本。
「ずーっと ずっと だいすきだよ」
愛犬の死をモチーフにしているけれど
今ペットを飼っている人にこそ読んで欲しい。
ペットロスに備えるとかではなく
今体を触れ合う愛しい愛犬との向き合い方、
言葉にして声をかけないと伝わらないことがあることを
この絵本は教えてくれる。
「大好きだよ」
これからもこの言葉をかけつづけようと心に固く誓う飼い主なのであった。